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おはようございます。
私は仕事柄、大阪市内を電車で毎日のように移動しますが、本当に訪日外国人観光客が多く、電車内や駅等でその「マナー」や「民度」の違いについて考えさせられることが多々あります。
先日は、対馬の神社を咥えタバコで騒ぐ韓国人や靖国神社に放尿し落書きした中国人が問題になっていましたし、埼玉県川口市のクルド人の問題も心配ですが、これだけ好き勝手にやられると、「もう、来なくていい!」と思うのは私だけではないと思います。
インバウンドによるオーバーツーリズム(観光公害)も問題ですが、日本はこれから益々少子化で労働力不足、日本に受け入れる外国人問題が議論されていますが、本当に慎重に「日本の将来のこと」を考えて議論して頂きたいと思います。
このままでは、先人たちが築き上げてきた「日本の良さ」が、子や孫たちに残せません今朝は、日本人と中国人との違いを明確にお話下さったドイツ人ノーベル賞受賞者のお話です。
『中国人には理解出来ないだろう』
2021年、ドイツ人の有機化学者のベンジャミン・リスト博士は有機触媒反応の開発によりノーベル化学賞を受賞しました。
しかし、そんなリスト博士にある中国人女性記者がとんでもない質問をしたことでその場の空気は一変、しかし、リスト博士はその中国人記者に痛烈な言葉で反論し論破してしまったのです。
リスト博士はドイツ生まれの化学者で子供の頃から化学に興味を持ち、ドイツのエリート大学と言われるベルリン自由大学を首席で卒業し、フランクフルト大学で化学の博士号を取得しました。
その後、37人のノーベル賞受賞者を輩出しているマックス・プランク協会(本部ミュンヘン)の石炭研究所に研究員として所属、触媒に関する新しい概念を開拓する研究をしていました。
しかし、2018年からは研究の拠点を北海道へ、北海道大学で触媒の研究を続けていますが、北海道に研究拠点を変えた理由として、「日本の化学の研究スタイルに刺激を受けました。
先進的で革新的なことに挑戦する勇気がある。以下、省略」と語っています。そして、授賞式の後の記者会見で、以下のように話されています。
「この授賞は私1人のものではありません。これほどの栄誉を私1人で背負うなんて不可能です。この栄誉を素晴らしい友人であるICReDD(アイクレッド)の皆さんと分かち合えて嬉しいです」。
※ICReDD=北海道大学化学反応創生研究拠点
会場を盛大な拍手とカメラのフラッシュが包み、各国の記者がそれぞれ受賞を祝福すると同時に、受賞の経緯や研究に関する質問をする中、ある中国人女性記者が、「博士、中国の化学研究の進歩について、博士の見解をお願いします。
中国は世界的に見ても研究環境はいいと思います。教育も充実していて、ノーベル賞受賞者が出るのも時間の問題ではないかと考えています。
博士が期待する中国人研究者は誰でしょうか?」この質問にリスト博士は眉をひそめ、よく分からないと言う表情をしています。会場も祝福モードから一変、静まり返ってしまいました。
そこで司会者が、今回はノーベル賞受賞に関する質問のみに限らせていただきます。と制止したのですがその記者は構わず続けます。
「では質問を変えます。ノーベル賞を受賞したリスト博士は日本の大学でも教壇に立たれていましたね。 今回の受賞は日本の大学も貢献していたとか、しかし、アジアで優秀な人材は日本よりも中国に多いのです。博士が注目する中国研究者は誰でしょうか?」
彼女の真剣な様子に和やかだった会場もピリピリしてきました。中国の記者たちは、世界中どの会見でも、このような中国に焦点を当てる質問ばかりをすることで有名です。
中国人女性記者に対し、質問を止めるように迫る司会者。
すると、じっとで聞いていたリスト博士が表情一つ変えず静かに口を開きました。
「はっきり申し上げましょう。中国は今後もノーベル賞を受賞する事は不可能だと考えています」。と、言い放ったのです。
明らかに気分を害した表情のその中国人女性記者は、「そう思う理由はなんですか?日本と比較しても、学習環境や設備は中国の方が優れています」。と、決して引き下がりません。
リスト博士はやれやれと言った様子で、
「どうやら私はあなたの認識を正す必要がありそうですね。かつても今も中国の教育というのは、政治的介入が大きいのです。共産党主義を掲げ押し付けています。
例えば、研究員たちがどんなに優秀であっても、共産党を支持していなければ不利益を被るのです。研究費が下りなかったり、施設が使用できなかったり、その活動は政府によって脅かされています。また中国ではインターネットに規制がかかり、政府に不都合な情報は入手できません。
研究課題も政府が指示したものばかりです。
世界でどんな研究が行われていようと、中国は日本に勝つことばかりを考えています。
だから、せっかく立派な設備を持った研究所でも、日本がやっていることをいかに追い越すか?
そんなことばかりやっているのです。それでどうやってノーベル賞を取ると言うのでしょうか?」
会場全員が固唾を飲んで見守る中、中国人女性記者は、「博士は中国の何を知っているのでしょうか。中国の施設で何の研究をしているのか、ご存知なら、ここでおっしゃってみてください!」 と、声を荒らげました。
すると、博士は、「私は今、中国でどんな化学研究が行われているか?、そんなことに興味はありません。研究員が自身の興味や能力を負担をして、国が求めるテーマで、国が満足する結果を出すために研究をすることなど全く興味がないのです。
政治に支配された化学研究など、世界に何の利益ももたらさないでしょう。どんなに優秀な研究者であっても、中国で研究をする限り、中国政府以外から興味を持たれる事はありません」。と、中国人女性記者を一刀両断。彼女はこれ以上反論する術がなくなってしまいました。
リスト博士は追い討ちをかけるように、こう言いました。「中国は大学受験にかける情熱は日本より強いかもしれませんね。しかし問題はそこでは無いのです。
中国にはびこる愛国主義をどうにかしなければ、真の教育にはたどり着けないでしょう。
つまり日本人がノーベル賞を授賞することは分かりますが、中国人がノーベル賞を取る事は不可能です。お分かりいただけましたか?」中国人記者は恥ずかしそうに急いで会場から出て行きました。
この中国人女性記者の呆れた行動は全世界でニュースとなりました。
そして、中国の教育や文化に対する政治的な介入を特集を組んで紹介したのです。そして、中国が抱える問題を深掘りする番組が制作されました。
中国の教育における問題点は、政府が研究活動に介入し、予算配分やテーマを決めていることです。
つまり、政府に認められたテーマであれば、十分な研究費用と設備が与えられます。
それがたとえ成果が出なくても、関連機関や業界で評価されるのです。
これは本来の化学研究の目的を見失う原因です。
研究員たちは、国に対する愛国心を示さなければ、研究活動そのものを脅かされるのです。
最後に、リスト博士は別のテレビ番組で、「大学の真の価値は、建物や設備の立派さではない。中国の教育制度の問題点は、政府による教育介入と、分配主義の風潮である。
中国の若者にはやる気があるが、それが正しい方向に導かれていない。中国企業の特許出願数が世界一でありながら、ノーベル賞受賞者数が極端に少ないことが、この問題を物語っていると言えるだろう」。
と、リスト博士は中国の教育活動が抱える問題点を嘆き、更に、「彼女の言動が中国人の特徴をよく示している。
中国人は自分の利益を最優先に考え、そのためなら誰かを犠牲にすることも躊躇しない。
この考え方こそが、中国が先進国の仲間入りができない理由だ。目先の利益を追い求め、自分だけが良い思いをしようと言う姿勢では大きな成果を得ることはできない。
中国人の特徴として、彼らは組織内で争うことを好む。私のチームにもかつて中国人がいた。
彼は、研究成果を自分だけの手柄にしようと目論見、他の研究員の悪い噂を広めて、チームを解散に追い込んだことがあった。
結果として、それがいずれ自らを孤立させることも知らずに。
それが今、世界における中国の立ち位置ととても似ていると感じる。しかし、日本人同士には互いを切磋琢磨して争う姿勢が見られる。それは決して、相手に損害を与えるものではない。
他人を落として自分をよく見せるのではなく、争うことが互いのメリットのなるように、争うのだ。
そして時に日本人は、他者を優先し自分があえて損害を被ることもある。
常に視線は周囲に向いていて、自分の利益ばかりを追い求めていないか?、相手とフェアに戦えているか?、ということにこだわる。
だからこそ日本人は、私がノーベル賞を受賞するという目的のために、こんなにも一生懸命になってくれたのだ。彼らの力がなければ、ノーベル賞受賞などできなかった。
日本人は一致団結し、集団で一つのことを成し遂げる能力に世界一長(た)けていると言える。 私が授賞式で、当初所属していたドイツのマックス・プランク協会ではなく、日本のICReDDに向けて感謝を述べたのは、そういう理由だ」。
と述べています。
【JAPANの賓客チャンネルより】
▽中国はこれまで、長い長い歴史の中で一度も選挙が行われたことがない、数少ない国の一つです。
あれだけ大きく人口が多い国でありながら、いつも「誰かに力で支配されていた」抑圧された歴史が、人々を、「いつか自分も力を持ったら!」という自己中の考え方にしてしまうのでしょうか?
■マックス・プランク協会
本部はミュンヘン。世界最高峰の学術研究機関であり、前身のカイザー・ヴィルヘルム協会時代も含め、37人のノーベル賞受賞者を輩出している。
84の独立したマックス・プランク研究所を傘下に収める。
年間予算は18億ユーロ。著名なマックス・プランク研究所にはアインシュタインが所長を務めたマックス・プランク物理学研究所などがある。
■ICReDD=北海道大学化学反応創生研究拠点
拠点長・前田理のもと、前田が開発した人工力誘起反応(AFIR)法を基幹技術として研究、化学反応の設計と開発を進めています。
主任研究者を中心として11の国内研究グループと3つの海外研究グループが分野横断的な研究を行っています。
ICReDD研究者の3分の1以上は日本国外の出身であり、コミュニケーションは英語で行われています。
外国人研究者が日本で安心して生活できるよう、役所での各種手続きなどを含め、様々な支援体制を整えています。
また北海道大学では、無料の日本語クラスや、日本で研究する上で役立つセミナー(日本のビジネスマナー、日本人に向けたプレゼンテーションの仕方など)などを提供しています。