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 おはようございます。
昨日2月7日は「北方領土の日」、そして今月(2月)22日は「竹島の日」です。
北方領土も竹島も、戦後旧ソ連や韓国に不法占拠されて以来一歩も前進していない交渉に、苛立ちを覚えるのは私だけではないと思います。

 また中国は、日中戦争中に日本軍によって南京で30万人もの人々が殺されたと、いわゆる「南京大虐殺」という虚構を国内外に発信し続け、日本人はとんでもない人種だ、日本は酷い国だとプロパガンダを続けています。
 そしてそれが、昨年起こった中国日本人学校での児童虐殺事件の原因であることは明らかだと思います。戦後80年、もうそろそろキチンとした歴史認識をまず我々日本人が持つこと、そしてその対応をし、子供たちに素晴らしい日本を継承していかなければならないと思っています。

 今朝は、アパグループ代表の元谷外志雄氏(ペンネーム藤誠志)著『本当の日本の歴史 理論近現代史学』より、南京大虐殺の虚構についてご紹介させて頂きます。
尚、2017年1月、中国の若い男性がアパホテルに宿泊し、客室に置いてあるこの本について、「南京大虐殺や従軍慰安婦強制連行を否定する本が客室に置かれている」と、中国最大のSNS微博(ウェイボー)に投稿し、なんと二日間で6千800万回も視聴され、「謝罪しないのか?」「本を撤去しないのか?」など、多くの日本のメディアからも問い合わせ受けたそうです。

 また、中国外務省の報道官が書籍に「南京大虐殺は事実に反する」と書いたことを、「中国人観光客に対する挑発である」とアパホテルを批判し、ウォール・ストリート・ジャーナルなど、海外メディアもこの件を報じたことでニュースは世界的に広がりを見せ、中国政府と中国人にる宿泊ボイコット等、様々な嫌がらせが発生しました。

 しかし、元谷代表は記者会見を開き、公式見解として、国によって歴史認識や歴史教育が異なる事は認識しているが、本書籍は特定の国や国民を批判することを目的したものではなく、あくまでも事実に基づいて本当の歴史を知ることを目的としたものである。
 したがって、異なる立場の方から批判されたことを持って、書籍を客室から撤去する事は考えていない。また、日本には言論の自由が保障されており、一方的な圧力によって主張を撤回する事は許されてはならないと考えます。と毅然と答えたのです。

 私も以前からいろんな書籍等を読み、虚構であると考えてきましたが、元谷代表が主張する南京大虐殺が虚構である8つの証拠が、大変分かりやすいのでご紹介させて頂きます。

ぜひ皆さんもお読み頂き、ご家族や周りの多くの方々に教えてあげて下さい。
よろしくお願い致します。

『南京大虐殺が虚構である8つの証拠』

 一つ、南京大虐殺に関する犠牲者名簿が1つも存在していない点。
この主張は、上海大学歴史学部の朱学勤教授が産経新聞に寄せた見解を根拠にしています。
朱教授によれば、「歴史上の他の大規模な事件では、犠牲者の名前やその詳細を記録した名簿が必ず存在している。

 しかし、南京大虐殺に関しては30万人もの犠牲者が出たとされているもかかわらず、1人分の名前も記載された名簿や資料が見つかっていない」と指摘しました。
 元谷氏は、「もしもこの事件が本当に存在したのであれば、少なくとも1部の犠牲者名簿が存在するはずであり、それがないのは南京大虐殺が作り話である可能性を示している」と語っています。

 ニつ目に、南京大虐殺の犠牲者が30万人とされる一方で、当時の南京市内の人口は約20万人だったとする記録が残っている点。
この情報は、日本軍が南京を制圧した昭和12(1937)年12月13日当時の記録をもとにしています。

 さらに、日本軍占領後わずか1ヵ月以内に、南京市内の人口が25万?30万人に増加したことを示す「南京安全区国際委員会」の記録も引用されました。
もし仮に30万人もの人々の虐殺が行われたのであれば、短期間で人口が増加するはずがない。
虐殺があった場所で人口が増える事はありえない。と強調しました。

 三つ目に、日本軍が南京を占領する前から南京を離れるまで、※蒋介石(しょうかいせき)率いる国民党が行った数百回に及ぶ記者会見の中で、南京大虐殺に触れる発言が1度もなかった点。
※=最後にまとめてご紹介させて頂きます。

 これらの記者会見は、欧米のマスコミ関係者を対象にほぼ毎日のように行われていました。
もし本当に南京で大規模な日本軍による虐殺が発生していたのであれば、国際的な記者団を前に、その事実を訴えないはずがない。
この沈黙こそが、虐殺が存在しなかった証拠である。と述べています。

 四つ目に、戦後作られた南京大虐殺記念館に展示されている写真について、その多くが合成写真や※通州事件など他の全く別の事件の写真あるとする研究結果がある点。
これは、※東中野修道教授の調査によるもので、元谷氏は虐殺が実際に行われたのであれば、証拠写真が1枚も存在しないということなどあり得ない。
こうした写真の不一致が南京大虐殺が虚構であることを示している。と主張しました。

 五つ目に、昭和12(1937)年12月20日の朝日新聞に掲載された「蘇る平和都市南京」と言う特集記事を例に挙げました。
この特集では、南京市内の平穏な様子が写真付きで報じられています。
(日本軍の南京入場は一週間前の同年12月13日)

 元谷氏は、これらの写真こそが、虐殺の否定を裏付ける重要な証拠である。
虐殺が起きている最中にこのような記事が出る事は絶対にない。と説明しました。

 六つ目に、中国側の第一級公式資料とされる「※何応欽上将の軍事報告」に、南京大虐殺に関する記述が一切含まれていない点。
この資料は、当時の中国の公式報告書であり、その中に虐殺についての記録がない事は虐殺が存在しなかったことを示している。と述べました。

 七つ目に、当時南京に駐在していた日本の新聞社の記者たちが、戦後の東京裁判で「初めて虐殺の話を聞いて驚いた」と証言している点。
元谷氏は、事件が事実であれば現地にいた記者たちが目撃し報道していたはずであり、こうした証言の存在が虐殺の事実に疑問を投げかける。と指摘しました。

 最後八つ目に、蒋介石の「※国民に告ぐる書」においても、南京大虐殺という言葉が1度も登場しない点を指摘しました。
この文章は、中国国民党が日本軍の行動を非難するために発行したものであり、そこに虐殺についての記載がない事は虐殺が作り話である可能性を補強する証拠である。と指摘したのです。

 元谷氏は、これらの点を挙げた上で、本書に記載された内容に事実誤認があるならば、ぜひ具体的な証拠を示してほしい。
あくまで議論の余地を残しつつも、自身の主張の正当性を強調しました。

 また、事実に基づいて本書籍の記載内容の誤りをご指摘いただけるのであれば、参考にさせていただきたいと考えています。と、アパホテルのホームページにも掲載したが、一切何の反論もなかったと述べています。

 ただ、いまだに中国国内では「天安門事件」と同様に「APAのという言葉をネットで検索しても出てこないようだとのことです。
目先の事業での利益より、国益を大切にしたことで、多くの方々の支持をいただき、応援宿泊やマンションを購入してくれた方もいらっしゃった。とお話されています。

【本当の日本の歴史】扶桑社及び

□元谷氏のこれらの証拠に一切の反論が出来ない中国政府は、明らかに嘘の「南京大虐殺」という情報を政治利用しているだけなのです。

 日本政府もマスコミも全く期待出来ないのが現状ですから、我々一般国民がしっかりとした認識を持って、南京問題が話題に出た時には、「違うで」と言えるようになりたいものです。

※蒋介石=中華民国の政治家、軍人。初代中華民国総統、中国国民党永久総裁。

 当時中国国内には国民党軍と共産党軍が争っており、日本軍は、国民党軍と戦っていた。

※通州事件=1937年(昭和12年)7月29日に、中華民国河北省通県(現・北京市通州区北部)において、日本が設立した冀東防共自治政府の中国人保安隊が反乱を起こし、日本軍の通州守備隊と通州特務機関および日本人・朝鮮人居留民を襲撃し、200人以上虐殺した事件。

※東中野 修道(ひがしなかの しゅうどう(おさみち)=本名・修(おさむ)は、日本の歴史学者。
 亜細亜大学名誉教授。鹿児島県出身。

※何 応欽(か おうきん)=中華民国の軍人。国民党。字は敬之。
 貴州省興義府興義県泥蕩村の出身。