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 おはようございます。
さあ、9月も下旬に入り、日中の日差しはまだまた暑いですが、朝晩の風は「寒い!」と感じる時もあるくらいになりましたね。

 気温の高低差に身体がビックリしています。
笑体調管理には、十分にお気を付けくださいね。さて今朝は、30年近く前にホームステイとして受け入れた、モンゴル人青年のお話です。

『いつかあなたをモンゴルに!28年前の約束』

 30年近く前にホームステイに来ていたモンゴル人の青年が、「約束を果たしたい!」と外務省経由で連絡してきました。

 青森県に住む高村さん一家は昔、当時26歳のモンゴル青年をホームステイで受け入れ、約1週間一緒に過ごしました。

 この青年は高村さん一家との仲を深め、特に娘ちゃんは青年にべったりで、青年はこの家族、特にこの女の子に、「いつかモンゴルに招待します」と約束を交わしていました。

 それから25年後、高村さんの元に外務省から連絡があり、「モンゴルの大統領があなたを探している」と言われたが、まさか大統領になっているとは思ってもみなかった。

 3年後、彼は高村さん一家をモンゴルに招待、28年ぶりに再会し、高村さんを暖かく迎え入れてくれました。国賓級の待遇で迎えてくれた大統領に高村さんは、「また日本に遊びに来てください」と新たに約束をしました。

【ネットニュースより】

▢一番下にYouTubeも貼り付けています。 良かったらご覧くださいね。
▢以下は、当時の新聞記事です。

 1994年に来日し、本県(青森県)にホームステイしたモンゴルのオフナー・フレルスフ首相(51)が、当時のホストファミリー探しを外務省に依頼したところ、滞在先は五戸町の会社員高村実俊さん(62)方と判明した。

 高村さん一家は10日、モンゴルの駐日特命全権大使ダンバダルジャー・バッチジャルガル氏と県庁で面会し、フレルスフ首相からのメッセージを伝達され、約25年ぶりの交流を喜んだ。

 フレルスフ首相は26歳だった94年8、9月に、国際協力機構(JICA)の青年交流事業「21世紀のための友情計画」で来日。

1週間ほど本県に滞在し、高村さん宅に数日間ホームステイした。

 2018年12月にフレルスフ首相が来日した際、同事業の話題になり、ホストファミリー探しを外務省に依頼。 その外務省などがホームステイ先を探し出し、今回の面会が実現した。

 フレルスフ首相は高村さんに「皆さまの優しく心のこもった友好交流とおもてなしは、今に至るまで私の、日本と日本国民に対するイメージの基礎であり続けている」などと感謝のメッセージを送り、滞在当時に約束したモンゴル招待の意向を示した。

【陸奥新報 2020/1/16木曜日】