はじめに
日本の国旗、“日の丸”のバッチを着けて入れない場所が日本国内に存在する。
それも、日本国の行政機関である裁判所の法廷である。
「なぜですか?」
私はその理由が知りたい。
国旗とは何か?以下は、おしごとはくぶつかん[キャリア教育をお届けするWebメディア 朝日新聞 朝日学生新聞社]より、国旗とは?について紹介させて頂きます。
国旗は、国や国民を象徴するものとして、様々な場面で使われています。相手の国や人に、親愛の気持ちを込めて掲げられています。
[外交・国際会議での場面]
国のトップ同士が集まって会談する時に国旗が掲揚されます。また、大きな国際会議が開催されると、会場の外に参加国の国旗が掲揚されます。
[スポーツ大会での場面]
国際的なスポーツ大会が行われる際に、国旗は多く使われます。開会式で選手が入場する時や、表彰式でも国歌の演奏に合わせて受賞者の国の国旗が揚げられます。
[祝日の場面]
祝日には国旗を揚げる習慣があります。また、国が喪に服すときも、弔旗と言い、国旗を半分の高さに揚げたり、先端に黒い布をかけたりします。
[学校行事での場面]
学校の入学式や卒業式などおめでたい式典の際にも国旗が揚げられます。
[プロトコール]
国旗は国際的な儀礼「プロトコール」に基づいて並べられています。「プロトコール」とは各国を敬い平等に扱うための国際的なマナーのことです。
国旗を掲揚する時は、以下のプロトコールを守らなくてはいけません。
1.国旗を汚してはいけません。
2.国旗を濡らしたり地面につけたりしてはいけません。
3.上下左右反対に掲揚してはいけません。
4.国旗は、原則雨の日や日没後に掲揚してはいけません。
5.外国旗だけで掲揚してはいけません。
6.1本の旗竿に複数の国旗を掲揚してはいけません。
7.2カ国以上掲揚する時は、国旗のサイズは同一、同じ高さで掲揚します。
8.国旗を並べる順番は、原則アルファベット順で掲揚します。
国旗を揚げるということには数多くのルールがあり、またその国々においても国旗を使う際の決まり事が法律化されています。国旗はその国々の人々を代表する物として丁重に扱わなければならず、間違いがあった際は国際的な問題になることも多くあります。
ということで、世界各国が自国に限らず相手の国の国旗に対してもどれほどの敬意を払い、尊重しているのかが大変よく分かります。にもかかわらず日本では、自国の国旗″日の丸”に対して「思想信条の自由」などと言って国旗を掲げることを拒否する教師がいたり、今回のように、″日の丸”バッチを外すよう指示する裁判官がいたり、もう私には「狂っている!?」としか思えません。
「このままでは、これまで先人たちが苦労して作りあげてきた素晴らしい日本の文化や価値観が壊れていく!」
「子や孫たちに、残したい日本が残せない!」
そんな思いで、今回の“日の丸”裁判を起こすことにしました。
そしてこの裁判を起こしたもう1つの理由は、心ある一人でも多くの日本の皆様に、このようなことが起こっている現実を知って頂きたかったからです。ですので、この小冊子も作ることにし、また、裁判費用も出来るだけ多くの皆様にご協力をお願いすることにしました。
なぜ、日本人が日本の裁判所の法廷に入るのに、日本の国旗″日の丸”のバッチを外さねばならないのか? 全く、その理由が想像出来ません。
裁判では、その指示を出した裁判長の明確な証言も聞き出したいと思っております。
どうか、日本の未来のために、子供たちのために、少しでも関心を持って頂き、ご協力頂けますと大変有り難いです。どうぞ、よろしくお願い致します。
2022(令和4)年12月
目次
- はじめに
- 第1章 『“日の丸”裁判を起こした経緯』
- 第2章 『フジ住宅裁判とは?』
- 第3章 『証人調書』
- 第4章 『フジ住宅という素晴らしい会社』
- 第5章 『マスコミの偏向報道』
- 第6章 『フジ住宅裁判は日本人の口封じか!?』
- 第7章 『日弁連副会長に異例の外国籍弁護士』
- あとがき