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おはようございます。
10月に入り、今朝の大阪は雨模様の鬱陶しいお天気です。また最近は、肌寒く感じることが多くなりましたが、どうか、体調管理にはくれぐれもご注意下さいね。
さて、コロナ後外国人観光客が急増している日本ですが、母国へ戻った外国人たちの間で、「日本ロス」、「ジャパンブルー」、「逆カルチャーショック」、あるいは、Japan(日本)とDepression(鬱)を掛け合わせて「Japression(日本鬱)」と呼ばれる人々が増えているそうで、そういった人々の動画がSNSに上がると、世界中から共感する人々の声が溢れています。
それらの言葉の意味は、日本を訪れた外国人観光客が帰国後、母国の慣れ親しんだはずの文化や生活様式に違和感やストレスを感じるという意味です。
また更に、日本への恋しさや寂しさを表し、特に日本の豊かな文化や街の清潔さ、人々の親切さや食事の美味しさ等々、母国との違いから、日本での体験が忘れられず、喪失感や日本への強い再訪願望を抱く現象のことだそうです。
特に、SNSが普及して以降、日本の観光地や文化に関する投稿が拡散されることで、日本人以上に日本に強い関心を持つ外国人が増えています。
今朝は、そんな外国人たちの反応をご紹介させて頂きます。
『帰りたくない、まだ日本にいたい』
これは日本での留学生活を終え、帰国の途につくフランス人の女子高生の言葉です。
また、「帰国した瞬間、心にぽっかり穴が開いたんだ」「日本が恋しすぎて、毎日写真を見返している」「日本での経験が僕の期待値を完全に変えてしまったせいで、母国が悲惨に見えてしまうんだ」
今、世界中のSNSでこのような外国人の声が溢れています。
しかしそれらの言葉は、有名な観光地の絶景でも、高級なレストランの味でもありません。
コンビニの店員さんがかけてくれた「おはようございます」の一言。秒単位で正確にやって来る電車や、深夜でも1人で安心して歩ける街の空気。
私たち日本人にとっては何気ない日常の風景が、なぜ、これほどまでに外国人の心をつかみ、「もう自分の国には帰りたくない」とまで思わせてしまうのでしょうか。
母国の空港に降り立った瞬間心が震え、「なんて悲惨な国に住んでいたんだ」。これはわずか8日間の日本旅行を終え、アメリカに帰国した旅行者の衝撃な一言です。
日本から帰国した多くの外国人が、まず空港でその洗礼を受けます。
入国審査官は椅子にふんぞり、やる気なさそうに質問してくる。日本は清潔で効率的で、人々は穏やかで親切。そして何より安全でした。
でもアメリカに帰って来た途端、目に飛び込んできたのは路上のゴミ。治安の悪い公園、レストランで泣き叫ぶ子供たち。
そして不衛生な公衆トイレ。日本の体験が、私の価値観を根本から問い直すきっかけになりました。電車が時間通りに来ないだけでパニックになり、交差点で鳴り響くクラクションや怒鳴り声に耳を塞ぎたくなる。
昨日までいた日本とのギャップに、自分の国がカオスに見えると語るのです。
最近では、東京2025世界陸上女子800メートルで銅メダルを獲得したイギリスのキーリー・ホジキンソン選手が、「イギリスに戻ってカルチャーショックを受けた。日本人は親切で礼儀正しいのにイギリスは違った」とSNSに投稿しています。
これに対し、
「私も8月に日本に行って来たけど、めっちゃ恋しい。もうすでに次の日本旅行を計画中!」
「なんかイギリス人として悲しいけど、それは事実」
「私も日本に8年間住んでたけど、イギリスに帰国した時はきつかったなあ。あの礼儀正しさ、尊敬、丁寧さ、正確さ、全部が恋しい」
「うちの娘、日本でスキーのインストラクターをやってたんだけど、帰国後に同じこと言ってた。 今年も日本に行くらしい。待ちきれないって言っている。日本人は本当に礼儀正しくて思いやりがあるんだって。 しかも清潔で治安も良いし、ライフスタイルも最高で、理想の社会そのものだったって言ってた」
最後に、『日本には行くな!』という動画もたくさん上がっているんですが、その中の一つ、アメリカ人男性が「日本には絶対に行くな!!」と叫んでいる動画の内容をご紹介します。
「日本には行くな! 頼むから日本には行くなよ! ドルと円のレートとかどうでもいい。 単純な話で、日本からアメリカに帰ったら、もう気持ちが消せないんだ。残りの人生の全てを日本で過ごしたいって気持ちがな! 普通旅行に行ったらホームシックになったりするだろう? 日本旅行はそうならない!! 2024年9月15日にアメリカに戻って来てから、毎日のように日本のことを考えている。 もう無理だって、こんなところには住めない。もり無理!無理!無理!無理、絶対無理!」
【いくつかのインターネット情報をまとめさせて頂きました】
私は、日本の道徳や文化、伝統がどんどん無くなっていく現状を見て、「何とかしなければ」との思いからこのやさしさ通心をスタートしましたが、まだまだ、日本に住んでいる私たち日本人には当たり前のことが、外国人には特別に写るようで、改めて、まだまだ日本はこれからだな!と思いました。
しかし、それをわざと壊すかのように、歯止めを掛けず大量に移民を受け入れている日本政府の政策には大反対です。
日本が日本らしく有り続けることが、日本人が日本人らしく有り続けることが、世界中の人々が望んでいることでもあるのだと思います。