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おはようございます。

さあ、成人式も終わり1月ももう中旬になりました。
今年は、お正月早々大きな地震があったり航空機事故があったりと、大変心配な年明けになりましたが、心の栄養補給をし、穏やかで明るい一年にするためにも、このやさしさ通心をお読み頂けますと有り難いです。
今朝のお話は、最近ネットニュースで見つけ、私自身大変感動したものですからご紹介させて頂きたいと思います。
1番下にその動画も貼り付けておりますので、読まれたあと、ぜひご覧下さいね。

日本のとある小学生の行動がインドネシアで大絶賛

『日本のとある小学生の行動がインドネシアで大絶賛』
 先日、とある日本の小学生の子どもたちの行動がインドネシアで大絶賛されたという話を聞き、実際にその動画を見てみました。
その子たちの行動のお話と育児という視点での私の考察のお話です。
そのとある小学校には、インドネシアからの留学生の女の子がいました。その子はイスラム教信者で、イスラム教と言えば女性は「ヒジャブ」と呼ばれるスカーフで頭と体を隠しています。
これはイスラム教徒の女性にとって、外的要因から身を守るものであり、このヒジャブを取らなければならないということは、日本人に置き換えると下着を取らなければならない、という事に近いと言えるのです。
その小学校で炎天下の中行われた運動会の競技中、そのインドネシア人の女の子は暑さから倒れてしまいます。
それを見た同じクラスの女の子たちが、一斉にその子の周りに集まり、周りから見えないように壁を作ります。
その子たちは、壁を作ったうえで、自分たちもそのインドネシア人の子を見ないように外側を向きました。
暑さから緊急的にヒジャブを脱がせる必要があったのですが、それがどれほど大きな事かを理解し、自分たちは見ないようにするためです。
この行動がインドネシア国内のメディアで取り上げられ、更にSNSで拡散されたことで賞賛の声が広がり、大きな話題となりました。
この日本の小学生の子どもたちの行動は、一気にインドネシア国内に広まり「日本人の寛容さと他者を敬う気持ち」が賞賛されました。
また、日本では相手の背景など関係なくお互いを尊重し合う教育がされているという点も非常に注目されています。
日本だと、イスラム教信者は少なくマイノリティだと思います。そんなマイノリティな子へも、最大限の理解と配慮をする、この小学生の子どもたちの行動はさすがだなと私自身も学ばされました。
※マイノリティ=少数者、少数派

この小学生の動画を見た時、私は日本をとても誇りに思いました。私も娘がいるので、この子の親の立場でこの動画を見た時に、周りの優しさに涙が止まりませんでした。
「人を見た目で判断してはいけない」など、子どものころからよく聞かされた「偏見を持つべきではない」といった教育を思い出します。
なんとなく自分の中にある価値観ですが、この偏見を持たずに他者を尊重し合う文化が根づいている日本は、やっぱりすばらしい国だなと改めて思いました。
そして、この日本が誇る「他者を尊重し合う力」という良き伝統は、自分の子どもにも絶対に伝えていきたいなと思っています。
日本の「他者を尊重し合う力」 といった伝統的な精神は、誇るべきことだと考えます。
なので、そういった日本の良き伝統は、子どもたちにもしっかり伝えていきたいですよね。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

<ぎゅってブロガー/浅田伊佐夫>
3歳(女)1歳(男)の子を持つ、40歳の広告代理店勤務のサラリーマンです。
2020年4月長女誕生時に6ヶ月、2022年8月長男誕生時に10ヶ月、合計16ヶ月の育休を取得し、育児の素晴らしさと大変さを体感。
「男性が当事者として育児をするのが当たり前の社会」を目指して、父目線の育児ブログを発信中。